ハムガーナーが強烈ピッチャー返しに瞬時に反応 鮮やか捕球に実況席大興奮
死球めぐり大荒れ、逆転満塁被弾で負け投手に…
ジャイアンツのマディソン・バムガーナー投手が、超絶的な反射神経を見せた。MLB公式サイトもツイッターで動画を紹介し、話題となっている。
9日(日本時間10日)の敵地ブルワーズ戦の3回2死、イエリッチの強烈なピッチャー返しに、反射的に右手のグラブを上げて反応。ボールは一瞬でグラブに吸い込まれ、バムガーナーはグラブを下向きに振り下ろすと、何事もなかったかのようにスタスタとマウンドを降りた。
敵地ゲームの実況を担当したNBCスポーツ・ベイエリアのデュアン・カイバー・アナウンサーは「ハッハッハ……このプレーでイニングを終わらせました」と興奮気味。ジャイアンツでセットアッパーとして活躍した解説のジェレミー・アフェルト氏も「おおおおお……地面にボールをスパイクするかのようでした」と感嘆した。
MLB公式サイトは、このシーンの動画を「瞬時に考える」と題してツイッターに投稿。ファンからは「とてもいいね!」「何というプレーだ!」「アナウンサー興奮しすぎ!」といったコメントが寄せられた。
さすがのフィールディングを見せたバムガーナーだが、その後は大荒れ。2-1でジャイアンツがリードした6回、2死一、二塁からブルワーズの4番・ブラウンへの死球をめぐってお互いに口論。審判に抗議したブルワーズのカウンセル監督が退場処分となるなど、騒然とした雰囲気の中で続くスコープに満塁本塁打を浴びて5失点。この回限りで降板し、5勝6敗と黒星が先行してしまった。