大谷翔平の能力ならメジャーで外野手も可能―元レ軍GM「右翼手に見える」

今季19度目のマルチ安打を記録したエンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】
今季19度目のマルチ安打を記録したエンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

打撃と走塁で大暴れの大谷は「外野守備のためのスピードも肩も備えている」

 エンゼルスの大谷翔平投手は10日(日本時間11日)、本拠地レンジャーズ戦に「5番・DH」で6試合連続スタメン出場。4打数2安打1打点1盗塁の活躍を見せ、8試合連続安打&19度目のマルチを記録。チームは2-5で敗れたものの、第2打席で放った強烈な二塁打と三盗に敵地メディアは「非常に優秀な野手になる」と称えた。

 大谷は4回の第2打席で左腕マイナーから中堅右へ打球速度169.9キロを計測する強烈な二塁打を放った。さらに1死から三盗に成功(チャレンジで判定覆る)し、今季9個目の盗塁をマークした。

 この試合をテキサスで中継した地元テレビ局「FOXスポーツ・サウスウエスト」では、元レンジャーズGMでメジャー経験もあるトム・グリーブ氏が解説を務めた。打撃、走塁で大暴れする大谷について「『投手・DH』と聞くと、(その選手が)オオタニのようなアスリートだなんて予想しませんよね。ですが、彼は間違いなく走れる選手です」と絶賛した。

 さらに160キロを投げる肩の強さ、俊足を評価し「外野の守備をするために、間違いなくスピードも肩の強さも備えています。彼の肩を考慮すると、私には彼が右翼手に見えます」と、仮に投手を断念しても外野手として成功すると太鼓判を押していた。

 第4打席で左前適時打を放ち今季19度目のマルチ安打を記録。自身2度目のア・リーグ週間MVPに輝くなど「野手・大谷」はすでにメジャーを席巻している。

(Full-Count編集部)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY