西武球団主催の車椅子ソフトボール大会開催 普及活動とパラ採用を目指す

今大会も白熱の試合が繰り広げられた【写真:武山智史】
今大会も白熱の試合が繰り広げられた【写真:武山智史】

白熱の試合が繰り広げられた大会の結果は…

 決勝戦では、第1回から参加し過去準優勝2回のTOKYO LEGEND FELLOWS(以下東京)と、北九州、大阪、東海の連合チームである国士無双が対戦。1回表に国士無双が2点を先制するも、その裏に東京が4点を挙げ逆転。東京はその後も小刻みに得点を奪い8対4で勝利し、ライオンズカップ初優勝となった。

 東京の松井進作監督は「車椅子ソフトボールの主要大会では北海道と北九州の大会は優勝していましたが、このライオンズカップはまだ優勝していなかった。これで3つの主要大会で優勝となったのでうれしいです」と喜びを語った。

 決勝戦後に行われた表彰式で居郷社長は「引き続き車椅子ソフトボールを支援していく所存です。みんなで発展していきましょう」と呼びかけた。東京の松井監督は車椅子ソフトボールの魅力として「障がい者も健常者も、老若男女が楽しめるスポーツ」を挙げる。日本車椅子ソフトボール協会では将来的な目標として「パラリンピックの正式競技」を目標に掲げている。その土台作りとして、西武は今後も車椅子ソフトボールの普及活動を続けていく。

(「パ・リーグ インサイト」武山智史)

(記事提供:パ・リーグ インサイト

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