これぞMVP送球 トラウトの鬼肩ドンピシャ送球にファン感激「スナイパー」
スーパープレーを決めても表情崩さずクールに決める
メジャー屈指のスタープレーヤー、エンゼルスのマイク・トラウト外野手が12日(日本時間13日)、本拠地レンジャーズ戦の3回に、中堅から鬼肩炸裂で地元ファンを釘付けにした。
エンゼルスが2-0とリードする3回表。2死一、二塁の場面で打席に立ったレンジャーズのアンドラスは打球をセンターへ弾き返した。好スタートを切った二塁走者のチリーノスは迷わず三塁を蹴って本塁へ。だが、ここで打球をワンバウンドで捕球したトラウトが、本塁へ向かって矢のような送球。唸りを上げるような剛速球は、やや三塁側に構えた捕手アルシアのミットにスッポリ収まり、滑り込んだチリーノスを間一髪でアウトに仕留めた。
このスーパー送球に、地元テレビ局「FOXスポーツ・ウエスト」で解説を務める球団OBのマーク・グビザ氏は「完璧な送球、ドンピシャでした、トラウト!」と大興奮。本塁ベースのカバーに入った先発ペーニャも、飛び上がって小躍りするかのように大喜びだった。一方、トラウトはというと、まるで何もなかったかのようにクールにベンチへ走り戻ると、迎えたチームメイトにグータッチで応じた。
エンゼルスの球団公式ツイッターが「さあ皆さん、マイク・トラウトの登場です」というコメントを添えて動画を公開すると、ファンから感激の声が寄せられた。
「これが僕たちのスーパースターだ」
「2018年ア・リーグMVP!」
「捕手のプレーも本当に素晴らしい」
「ワォ、トラウティ、彼はただ素晴らしい。常にエンゼルスファンだけれど、今はファンでいるのに本当にいい時だ。これはレーザーだ……」
「捕手もナイスプレー」
「最高の選手」
「スナイパー、素晴らしい送球」
「GOAT(Greatest Of All Time/史上最高)」
「ザ・ベスト」
2014年と2016年に2度MVPに輝いたトラウトのスーパープレーに、ファンはただただ圧倒されてしまったようだ。