大谷翔平の“ロケットヒット”連発に米専門家も唸る「ほとんどが161キロ超」
打率は.295に上昇「出塁率も上がり続けています」
メジャー1年目の開幕前のオープン戦で二刀流の天才は適応に苦しんだ。オープン戦は打率.125、防御率27.00というらしからぬ結果で、米メディアからは「高校生レベルのバッティング」という酷評すらあった。だが、蓋を開けてみれば、今季メジャーの主役の1人に。批評家は手のひらを一斉に返し、「2018年のMLBはオオタニがデビューした年と記憶されるべき」と米スポーツ専門メディア「ザ・リンガー」が特集するほどだ。
「打撃ではメカニックの部分を修正しました」と実況は振り返った。開幕直前のドジャースとのオープン戦でノーステップ打法に切り替えた大谷。そこからは代名詞の「ビッグフライ」を連発している。
「足を上げるのをやめました。ドジャースとのフリーウェイシリーズでしたね。スプリングトレーニングの終了直前でしたよ。オオタニの打率は.295まで上がってきました。3度出塁したので出塁率も上がり続けています」
大谷の出塁率は.376まで上昇。グビザ氏は恐るべき適応力と成長スピードに感銘を受けている様子だった。「打者・大谷」の進化が止まらない。
(Full-Count編集部)