田中将大が12勝目、好投に同僚は「素晴らしい」「素晴らしい」「素晴らしい」
9月は3戦3勝と負けなし、20イニング連続無失点と安定感が光る
ヤンキースの田中将大投手は14日(日本時間15日)の本拠地ブルージェイズ戦で6回4安打8奪三振2四球無失点と好投し、今季12勝目(5敗)を挙げた。3試合連続クオリティー・スタート(QS、6回以上で自責3以下)で自身3連勝を飾った右腕をチームメートも称賛している。
田中は走者を出しながらも危なげない投球を続け、1日(同2日)の敵地タイガース戦の2回から20イニング連続無失点のまま降板。打線も序盤から大量援護し、ヤンキースは11-0で快勝した。
地元テレビ局「YESネットワーク」では、試合後のヤンキース選手のインタビューを公開。8回3安打無失点の好投だった7日(同8日)マリナーズ戦でも田中を「並外れている」と絶賛していた2013年のMVPプレーヤー、アンドリュー・マカッチェン外野手は「タナカは今日また素晴らしい投球をした」と振り返った。8月のトレード期限でヤンキースに移籍してきたマカッチェンは、9月に入って3戦3勝と快投を続けている田中に脱帽している様子だ。
この日、故障者リスト(DL)から復帰し、守備のみながら久々に出場した主砲のアーロン・ジャッジ外野手も「今日のタナカの投球は素晴らしかった」と地元メディアに語り、正遊撃手のディディ・グレゴリアス内野手は試合終了直後に自身のツイッターで「ヤンキースがタナカの素晴らしい先発登板で勝利した」と投稿した。
チームメートからも絶大な信頼を寄せられる田中。防御率も3.47と着実に良くなってきている。悲願の世界一へ、今年もシーズン中盤、そしてポストシーズンと快投を見せてくれそうだ。
(Full-Count編集部)