好調の田中将大は一発勝負のWCゲーム先発に適任 理由は「経験」「実績」「自信」
昨年のPSでは大活躍「彼には経験があるし、実績もある」
「J・A・ハップもブルージェイズから移籍後、ナイスジョブを見せていることを私は知っています。セベリーノも前回先発では状態を上げてきました。今季序盤は素晴らしい働きで、ブーン(監督)もゲームチェンジャーと呼んでいました。ですが、現時点で最も信頼すべきはタナカです」
今季の開幕投手も務めた若きエース、ルイス・セベリーノ投手は後半戦に入って大量失点続きだったが、12日の敵地ツインズ戦では5回2/3を4安打1失点と復調の兆しを見せた。トレード期限に補強したハップも移籍後8試合に登板して6勝0敗、防御率2.70と好調を維持しているが、大舞台には田中を送り込むしかないと、カリー氏は言う。
「昨年のポストシーズンのインディアンスとアストロズ戦をよく思い出してください。3試合20イニングで自責点2。18奪三振3四球です。彼には経験があるし、実績もあるのです。そして、現時点で最も自信に溢れた投手に見えますね」
カリー氏が昨年のプレーオフで田中が見せた投球の凄まじさを改めて紹介すると、司会も「疑いの余地はありませんね」と同調した。5年連続で12勝という安定感に加え、大舞台で無類の強さを発揮する田中は辛辣なニューヨークメディアから全幅の信頼を勝ち取っている。
(Full-Count編集部)