西武、鷹連破でマジック点灯王手! 明日にもM11 柳田欠場のホークスは痛い連敗

初回に41号本塁打を放った西武・山川穂高【画像:(C)PLM】
初回に41号本塁打を放った西武・山川穂高【画像:(C)PLM】

柳田は試合前の練習で左側頭部に打球が当たり救急搬送

■西武 8-5 ソフトバンク(16日・メットライフ)

 西武が首位攻防戦に連勝し、マジック点灯に王手をかけた。16日、本拠地メットライフドームで行われたソフトバンクとの首位攻防戦第2ラウンド。自慢の“獅子脅し打線”が2回までに8得点を奪って、2位ソフトバンクに連勝。その差を5.5ゲーム差に広げ、17日の同戦で勝てば、優勝へのマジックナンバー「11」が点灯する。

 一気の攻勢で大量リードを奪った。初回、先頭の秋山が中前安打で出塁すると、源田の適時三塁打で先制。浅村が適時二塁打で続くと、山川は3戦連発の41号2ラン。ここまでわずか7球。電光石火の猛攻で、ソフトバンク先発の大竹から大量4点を奪った。

 2回にも源田の右前適時打、山川の左前適時打などを集めて大竹をノックアウト。さらに、代わった高橋礼から中村も適時二塁打を放って、さらに4点を追加。2回で8点の大差をつけた。

 先発の今井は再三、走者を背負う苦しい投球となったが、大量リードに守られた。3回に1点、4回にも2点を失ったが、6回途中7安打3失点と粘って5勝目。その後は小川、野田、マーティン、ヒースと繋ぎ、なんとか逃げ切った。

 ソフトバンクは試合前、主砲の柳田が打撃練習中の打球を左側頭部に当てて救急搬送され欠場。そのショックを引きずるかのように、先発の大竹が初回にいきなり4失点。2回にも4点を奪われてノックアウトされた。柳田を欠く打線は2桁安打を放って反撃したものの、序盤の大量ビハインドはさすがにはね返せず。首位・西武との直接対決で連敗となり、自力V消滅が目前に迫ってきた。

(Full-Count編集部)

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