ド軍外野手が粋な“ファンサービス”!? 背走好捕→男性とグータッチ「いい男」
ピーダーソンからグータッチを要求、ファンも称賛「素晴らしい!」
ドジャースのジョク・ピーダーソン外野手が、17日(日本時間18日)のロッキーズ戦で大飛球を好捕した後、外野スタンド最前列に座っていたファンと「グータッチ」を交わす粋な“ファンサービス”を見せた。MLB公式ツイッターが動画を投稿すると、ファンからは「いい男」との声が上がっている。
ナ・リーグ西地区の首位攻防戦。ドジャースが序盤から得点を重ね、8-0で迎えた5回だった。1死走者なしでロッキーズのブテラの大飛球を背走したレフトのピーダーソンは、華麗にランニングキャッチ。その勢いのままフェンスまで到達した。
すると、最前列に座っていたファンに向かって左手を伸ばす。拳を握ったまま「グータッチ」を要求。男性ファンは慌ててこれに応え、拳を合わせた。
ロサンゼルスで試合を中継していた「スポーツネットLA」では、解説を務めていた往年の名投手、オーレル・ハーシュハイザー氏が「さらに、彼は最前列のファンと拳を突き合わせました」と話すと、実況は「彼は『全て上手くいった』と言っているでしょう」と続けた。
ハーシュハイザー氏はさらに「レフトコーナーには笑顔がたくさん見られます。球場に来る時、『ファウルボールを捕れるといいな』、『ホームランボールを捕れるといいな』、『ピーダーソンと拳を突き合わせられるといいな』と思っていたでしょう」と、独特の言い回しでピーダーソンの行為を称賛。実況が「ハハハ。そしてテレビに映ります」と応えると、ハーシュハイザー氏は「そうですね。彼らの電話は今から鳴るでしょう」と続けた。
MLB公式ツイッターでは、この瞬間の映像を「ぶつける」との文言を添えて公開。ファンからも「ジョクは最高だ!」「良いね!」「とても素晴らしい!」「いい男だ、ジョク!」と称賛の声があがった。
メジャーならではのファンサービスを行ったピーダーソンはこの試合、打撃でも2本塁打を放つなど3安打3打点の大活躍。ドジャースは再び首位に浮上した。