前田健太のリリーフ適正に敵将が太鼓判 「プレーする能力が多く備わっている」
19日のロッキーズ戦で1回無失点3奪三振の好投を見せた前田
ロッキーズのバド・ブラック監督が19日(日本時間20日)、敵地ドジャース戦を前に取材に応じ前日の試合で好投を見せた前田健太を「ケンタは素晴らしい投球をした。彼のプレーは個人的にいつも気に入っている」と称賛した。
前田は18日(同19日)の同戦で8回から2番手で登板し、1回を無安打3奪三振無失点の好投。中軸相手にわずか10球で3者連続三振を奪ったパーフェクト投球でチームをサヨナラ勝利に導いた。首位攻防戦で連敗を喫したブラック監督は「ケンタは素晴らしかった。彼は素晴らしかったよ。彼のプレーは個人的にいつも気に入っている。投球スタイルを気に入っているんだ。彼の投げ方、攻めの姿勢もね。(昨日の)ケンタは素晴らしい投球をした」と賛辞を贈った。
今季はシーズン終盤に先発からリリーフに配置転換をされた前田。現役時代に通算121勝を挙げた敵将は「難しさが少しだけある。(救援投手としての)適正も備えていなければならない。しかし、もし彼が気持ちの面で整理できて、賢さもあるなら、より容易くプレーできるだろう。私が見る限り、彼は先発投手から救援投手としてプレーする(順応する)能力が多く備わっていると思う」と、リリーバーとしての能力を高く評価していた。
(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)