大谷翔平、3試合ぶり無安打で打率.290 チーム球団史上ワーストタイ21失点で大敗
大差がつきDH解除で2試合連続で途中交代
エンゼルスの大谷翔平投手が20日(日本時間21日)、敵地アスレチックス戦で「4番・DH」で15試合連続でスタメン出場し2打数無安打1四球に終わった。打率は.290。チームも今季ワースト、球団史上ワーストタイの21失点で大敗した。
相手先発は16年目のベテラン右腕のエドウィン・ジャクソン。初回1死一、二塁のチャンスで第1打席に入った大谷は79マイル(約128キロ)の内角カーブに空振り三振。3回2死三塁で迎えた第2打席は94.6マイル(約152キロ)の直球に詰まり遊飛に倒れた。
エンゼルスは3回に一挙5失点で逆転を許すと、さらに続く4回にも7失点と2試合連続で大差がつく苦しい展開に。大谷は6回の第3打席で四球を選んだ。
16点を追う展開となった7回には捕手のアルシアがマウンドに上がった。さらにDHを解除し捕手にブリセーニョが入り大谷は2試合連続で途中交代。チームは7回にも3点を許し7回までに球団史上最多タイとなる21失点を喫した。
一方的な打撃戦となった試合にMLB公式のマイク・ペトリエロ記者は自身のツイッターで「エンゼルス史上最も得点を許したのは2000年シアトル戦の21点。アスレチックスの史上最多得点は24点で、2度記録している」とツイート。エンゼルスにとっては屈辱的な試合となった。