大谷「二刀流の天才」平野「事実上の守護神」MLB公式が球団NO1ルーキー選出

エンゼルス・大谷翔平とダイヤモンドバックス・平野佳寿(左から)【写真:Getty Images】
エンゼルス・大谷翔平とダイヤモンドバックス・平野佳寿(左から)【写真:Getty Images】

MLB公式サイトが特集を展開、大谷は「新人王最有力候補」

 メジャーリーグはシーズンも佳境に入り、ポストシーズンに向けた熱戦が繰り広げられている。そんな中、MLB公式サイトは各球団のベストルーキーを選出。日本人では大谷翔平投手、平野佳寿投手が堂々と名を連ねた。

 日本を代表する2選手が文句なしで球団NO1ルーキーに選出された。MLB公式サイトは「若いうちが花、2018年の各チームのベストルーキー」という特集を展開。エンゼルスからは大谷、ダイヤモンドバックスからは平野が選出された。

 大谷は右肘靭帯の損傷もあり、投手での出場は10試合、4勝2敗、防御率3.31に終わったが、打者としては打率.290、20本塁打、55打点、9盗塁の成績を残している。

 記事ではスプリングトレーニングで結果の出なかった大谷に懐疑的な見方が多かったことに言及しながら、「彼はレギュラーシーズンが始まると即座にその疑いの声を消し去った。2か月間で彼はエンゼルスの二刀流の天才として輝きを放った」と称賛。さらに、「100マイル(約161キロ)の直球と破壊力抜群のスプリットを駆使した圧倒的な投手であると同時に、素晴らしい実力を備えたインパクトのある左打者として浮上したのだ。彼はア・リーグの新人王最有力候補にまでなっている」と、短期ながら二刀流として実績を残したと伝えている。

 そして、ダイヤモンドバックスでは、日本人シーズン最多に並ぶ73試合に登板している平野が選出された。オリックスで11年間プレーし海を渡った“オールドルーキー”に「シーズン開始から5か月は主にセットアッパーとして起用。その動じない気質と効果的なピッチングは、9月に入ると最終的に事実上の“守護神”にまで彼を押し上げた」と伝え、想像以上の活躍を見せた右腕を高く評価している。

 その他、ヤンキースではミゲル・アンドゥハー、ブレーブスではロナルド・アクーニャJr.、ナショナルズではファン・ソトらが選出されるなど、大谷と平野も錚々たるラインナップに名を連ねた。

(Full-Count編集部)

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