ホークス大竹がマウンドで投球練習で自信「腕が振れて自然と低めにいった」
工藤監督の指導に感謝「同じ左投手にしかわからないことある」
ソフトバンクの大竹耕太郎投手が21日、ヤフオクドームのマウンドを使って投球練習を行った。前回の西武戦で2回をもたずにKOされた反省を踏まえ、しっかりと腕を振ることを意識して投げ込んだ。
16日の西武戦では球がことごとく高めにいき、2回途中8失点でプロ初黒星を喫した。その反省もあって、この日は「『低めに投げよう』ではなく、しっかりと腕を振ることで結果的に低めにいくように。今まではそれができていたはずなので」と、高低よりもコースを狙って投げていったという。練習後は「腕が振れて自然と低めにいった」と、大竹本人も手応えを感じていたようだ。
工藤監督から投球に関してだけでなく、ランニングフォームについても指導を受けた。「走る時の右足の使い方を指導されました。投手は走り込みが大事ですが、走ることもピッチングに生かせるように、と。同じ左投手にしかわからないこともあるので」と指揮官のアドバイスに感謝していた。
前回の首位決戦に続いて、23日の上位決戦での先発が濃厚。悔しい思いを繰り返さないように、この日つかんだ手応えを結果へとつなげていきたい。
(藤浦一都 / Kazuto Fujiura)