レンジャーズがバニスター監督を解任 今季残りは日系4世ワカマツ氏が監督代行
今季は64勝88敗と大きく負け越し
レンジャーズは21日(日本時間22日)、ジェフ・バニスター監督を解任した。今季残りはベンチコーチのドン・ワカマツ氏が監督代行としてチームを率いる。球団公式サイトが伝えている。
バニスター氏は2014年オフにレンジャーズ監督に就任。就任1年目の2015年は88勝74敗でア・リーグ西地区優勝を果たし、この年のア・リーグ最優秀監督にも選ばれた。翌2016年も95勝67敗で地区優勝を果たしたが、2017年は78勝84敗で地区4位に低迷。今季は現地20日終了時点で64勝88敗と大きく負け越し、地区首位アストロズから31ゲーム差離れた最下位に沈んでいた。
記事によれば、レンジャーズのジョン・ダニエルズGMは「チーム状況を評価した時、リーダーを変えることこそがチームに利益をもたらすと判断した」と説明。2014年オフに採用した当初とはチーム状況が変わったことにも触れながら「新しい声が必要になった」と話したという。
レンジャーズには昨季までダルビッシュ有投手が所属したが、シーズン途中でドジャースへトレード移籍。オフにカブスへFA移籍した。現在は、元ヤクルトの守護神トニー・バーネット投手、元日本ハムのクリス・マーティン投手が在籍している。
(Full-Count編集部)