イートファクトリーが硬式野球部創設 SAの元日ハムヘッド阿井氏が抱く思い
「学びたいという思いが人間を成長させる」
「まだ(野球への)欲求が溜まってる人。野球だけがしたくて、仕事がしたくないということではなくて、新しいことにもう1回チャレンジしたいとか、マネージャーをやってくれる人でもいいですし、チームをみんなで作ってくれる人。そういう思いのある人。年齢も問わないですし、男女も問いません。前向きに一生懸命取り組んで自分を成長させたいと思ってくれる人。その中で私が持っている技術的なものだとか、マインドだとか、そういうものの最先端をお伝えできるのではないかと思っているんです」
阿井氏はヤクルト、ロッテで活躍後に現役を引退し、つくば秀英高等学校、川越東高等学校の教諭、野球部監督を歴任。2013年から2015年まで日本ハムの1軍ヘッドコーチを務めた。現在は野球解説者及び筑波大学大学院コーチング専攻在学中と、野球人、指導者として豊富な経験を誇る。大島氏も近鉄、オリックス、楽天で活躍し、2006年から2015年まではオリックスでコーチを務めた。現在は、阿井氏と同じく野球解説及び筑波大学大学院コーチング専攻に在学中。選手、そして人間として一緒に成長できる人材を求めている。
「イートファクトリー」は人材育成に力を入れているということもあり、引退後の正社員雇用などといった条件も組み込まれている。野球をしながら、社会人としても色々なことを身につけられる環境がある。
「飲食では、なかなかマネージャー層に人が集まることは少ないそうです。人をまとめるという人材が入ってくることが少ないという現状の中、野球の中でそういうことを覚えていけるチームにできないか、と。そういう中で大島さんにもお願いしたんです。今、大学院で一生懸命勉強しているのですが、学びたいという思いが人間を成長させるということをお互い50歳を過ぎて感じているので、(選手には)若い頃にそういうことを鍛えられないかなと思っています」
阿井氏にとっても新たな挑戦となるが、「満マルビリケンズ」の躍進が始まれば、大きな話題となることは間違いない。
なお、セレクションの日程、募集要項の詳細はhttps://ef-baseball.comで確認できる。
(Full-Count編集部)