元Gマイコラスに「年俸36億超」の価値 米復帰1年目の大活躍に絶賛の嵐
マイコラスの価値は「球界で最も高額な投手のカーショー、グリンキーのレベル」
マイク・シルト監督は、マイコラスが積極的に内角を攻めることを称賛しているといい、本人も「内角を攻めて打者に不快感を与えるのが好きなんだ。他の球を投げるにしても、ゾーンが広がるからね」と話している。さらに、1イニングあたりの投球数は約15球で、サイ・ヤング賞候補のジェイコブ・デグロム(メッツ)に次ぐ少なさであると特集では指摘。「効率的」と評価している。
記事では、野球専門の米データサイト「ファングラフス」がはじき出した、あるデータを紹介。「ファングラフスによると、今季マイコラスのカージナルスへの貢献の価値は3180万ドルであり、球界で最も高額な投手であるクレイトン・カーショー、ザック・グリンキーの年俸レベルである」。カージナルスは昨オフ、マイコラスと2年総額1550万ドル(約17億6000万円)で契約したが、年平均で4倍以上の価値があったということになる。
「カージナルスは主に分析部門が、メジャーよりも三振の少ない日本のリーグにおける彼の奪三振の増加を評価し、マイコラスに注目した。マイコラスは異なる打者、異なるストライクゾーンに投げるのには少し修正が必要だったと語ったが、修正はほとんど見られなかった。なぜなら、スプリングトレーニングで数回良くない登板があった以降、マイコラスのシーズンは止まらない電車のようだからである。唯一止められるのはスケジュールが終わる時だけだろう」
メジャー復帰1年目のシーズンを絶賛の嵐の中で終えたマイコラス。来季も今季と同じような成績を残せば、年俸が跳ね上がることは確実だ。
(Full-Count編集部)