MLB公式が前田健太をプレーオフのキーマンに指名 「重要な局面で投げる」
守護神・ジャンセンの不調により大きな期待がかかる前田
前田健太投手が在籍するドジャースは1日(日本時間2日)に地区優勝を決めるため、ワンデープレーオフでロッキーズと対戦する。MLB公式サイトはこの1戦に注目。中継ぎに配置転換された前田にスポットを当てている。
メジャーリーグ史上初となるワンデープレーオフ2試合の同日開催を目前とし盛り上がりは最高潮を迎えている。
西地区はドジャースの本拠地ドジャースタジアム、中地区はカブスの本拠地リグレー・フィールドで地区優勝決定戦を行う。勝利したチームは地区シリーズに進み、敗れたチーム同士は2日(同3日)のワイルドカードゲームで激突。ワイルドカードゲームは一発勝負で、敗れた時点でシーズン終了となるだけに、各チームはなんとしても地区優勝で先に地区シリーズ進出を決めたいところ。
そんな中、MLB公式サイトは「ロッキーズ対ドジャースの決戦を前にファンが知っておくべきこと」と見出しを付け、注目の1戦を特集。記事では先発が降板した後の継投に焦点を当てている。ドジャースの先発は今季7勝5敗、防御率2.76の右腕ウォーカー・ビューラーの先発が濃厚となっている。
勝てば地区優勝決定となるだけに継投策が鍵を握ることになる。記事では守護神のジャンセンが不振、不整脈の影響もあり本来の力を発揮できていないことを言及し「しかし、先発からリリーフに配置転換となったケンタ・マエダは重要な局面で投げることができる。ペドロ・バエスにも同じことが言える。彼はここ2か月間目立たないが素晴らしい活躍をしている」と前田とバエスが地区Vの鍵を握ると予想している。
また、左腕ではスコット・アレクサンダーが安定していないことや、ワイルドカードとなった場合の先発としてアレックス・ウッドは温存される可能性がある事にも言及している。
前田は昨年のプレーオフでもブルペンに配置転換され、9試合で投げて2勝0敗、防御率0.84という大車輪の活躍で、チームのワールドシリーズ進出に大きく貢献した。2年連続でブルペン陣の救世主になれるか注目が集まる。
(Full-Count編集部)