前田健太、地区6連覇に歓喜 悲願の世界一誓う「チャンピオンリングが欲しい」
地区優勝決定戦で快投「今年はとにかく最後まで行けるように」
ドジャースの前田健太投手は1日(日本時間2日)、本拠地ドジャースタジアムで行われたロッキーズとのワンデープレーオフで8回途中から登板。打者2人を完璧に抑えて5-2での勝利に貢献した。ドジャースは6年連続の地区優勝。4日(同5日)からブレーブスとの地区シリーズに挑むが、前田は「チャンピオンリングが欲しい」と世界一を誓った。
前田は5点リードの8回1死一塁の場面で4番手で登板。ルメイヒューはスライダーで三ゴロ、ダールは高めへの93マイル(約149キロ)の直球で空振り三振に仕留め、ガッツポーズを繰り出して雄叫びをあげた。ドジャースは9回に守護神ジャンセンが2本塁打を浴びたが、5-2で逃げ切り。6年連続17度目の地区優勝を決めた。
レギュラーシーズン162試合を戦ってともに91勝71敗と決着がつかず、開催されたワンデープレーオフ。前田は大舞台でしっかりと役割を果たした。試合後にはシャンパンファイトで喜びを爆発させ、「チャンピオンリングが欲しいですし、去年、最後のところで勝てなかったので、今年はとにかく最後まで行けるように頑張りたいと思います。とにかくチームが勝てるように頑張りたいと思います」と誓った。
昨年もプレーオフではブルペンに回り、獅子奮迅の活躍を見せた前田。しかし、ワールドシリーズでは3勝3敗で迎えた第7戦で敗れ、世界一には届かなかった。悲願達成へ、今年もチームのためにフル稼働する。