広島・新井、古巣阪神戦に代打で登場 申告敬遠に虎ファンからもため息
7回2死二塁で代打で出場も、申告敬遠で勝負してもらえず
■広島 – 阪神(2日・マツダスタジアム)
今季限りで現役を引退する広島の新井貴浩内野手が2日、本拠地マツダスタジアムで行われた古巣・阪神戦に代打で登場した。1点リードの7回2死二塁で代打として出場したが、阪神ベンチの采配はまさかの申告敬遠だった。
スタンドが沸いたあと、すぐに溜め息が漏れた。7回、小窪が中前安打で出塁すると、代走・上本が盗塁を決めて二塁へ進塁。2死となったところで、先発ジョンソンの代打として、今季で引退する新井の名前がコールされた。
大歓声に沸いたスタンドだったが、阪神ベンチは新井との勝負を避けて申告敬遠。2009年から2014年まで在籍していた古巣・阪神との対戦だったが、勝負してもらえず。これには広島ファンだけでなく、敵地に訪れた阪神ファンからも溜め息が漏れていた。
(Full-Count編集部)