前田健太、地区シリーズに向け最終調整 「楽な試合はない、全力を出したい」
ドジャースは5日からブレーブスとの地区シリーズに挑む
ナ・リーグ西地区6連覇を果たしたドジャースの前田健太投手が4日(日本時間5日)から始まるブレーブスとの地区シリーズに向け「緊張感、プレッシャーがある試合は続く。出された状況で全力を出したい」と意気込みを語った。
前田は決戦前日の3日(同4日)、大一番を前に本拠地ドジャースタジアムで調整を行った。練習前に取材に応じ今シーズンは対戦の無かったブレーブス戦に向け「前の年は対戦している。データもあるのであんまり関係ない」と、平常心で挑むことを口にした。
1日(同2日)に本拠地で行われたロッキーズとのワンデープレーオフで打者2人を抑える完璧救援で5-2の勝利に貢献。昨年に続き、ポストシーズンで好投を続ける右腕は「毎年、変わってくると思うので、その試合、その試合で状況も変わってくる。慣れることはないと思いますし、緊張感、プレッシャーがある試合は続く。出された状況で全力を出したい」と力を込めた。
今季はシーズン途中に先発からリリーフに配置転換されながらも抜群の適応能力を見せチームの期待に応えている。昨年はワールドシリーズに進出し第7戦までもつれながらアストロズに敗れ世界一を逃したが「みんな、去年の悔しさをもっている。ただ、どのチームも勝ちたいのは一緒。楽な試合はない」と気を引き締めていた。
(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)