ヤンキースが2年連続地区S進出! ア軍を圧倒 ジャッジ&スタントンが特大弾

ともに本塁打を放ったヤンキース・ジャッジ(左)とスタントン【写真:Getty Images】
ともに本塁打を放ったヤンキース・ジャッジ(左)とスタントン【写真:Getty Images】

先発セベリーノが5回途中無失点の好投披露

■ヤンキース 7-2 アスレチックス(日本時間4日・ニューヨーク)

 ヤンキースは3日(日本時間4日)、本拠地にアスレチックスを迎えたワイルドカード(WC)ゲームに7-2で勝利し、5日(同4日)から始まるレッドソックスとの地区シリーズへの進出を決めた。負けたら終わりの一発勝負でアスレチックスを投打で圧倒。ブルペンで緊急時に備えた田中将大投手の出番はなかった。

 初回から主導権を握り続けた。昨季のWCゲームで炎上した先発セベリーノが、そのリベンジとばかりに初回を3者凡退とする絶好スタートを切った。すると、その裏に昨季本塁打王&新人王のジャッジが左翼席へ先制2ランを運び、援護射撃した。

 セベリーノは5回途中を2安打7奪三振4四球無失点と好投。打線は2回以降、アスレチックスの継投策に封じられたが、6回に再びジャッジのバットで試合が動いた。

 この回先頭で打席に立つと、アスレチックス4番手のロドニーから一塁線ギリギリに入る二塁打。続くヒックスの右中間二塁打で3点目のホームを踏んだ。なおも無死二、三塁の好機では、新人ボイトが右翼フェンス直撃の三塁打を放ち、さらに2点を追加。そのボイトもグレゴリアスの左犠飛で生還し、リードを6点に広げた。

 8回にブリトンが今季48発で本塁打王に輝いたデービスに右翼へ2ランを運ばれたが、直後にスタントンが左翼2階席に飛び込む特大ソロでダメを押した。

 9回は守護神チャップマンが登場。地元ファンの大歓声に包まれながら無失点で締め、勝利を決めた。

 ヤンキースは昨季もツインズとのWCゲームに勝利し、インディアンスとの地区シリーズに進出。インディアンスを3勝2敗で下すと、アストロズとのリーグ優勝決定シリーズでも第7戦までもつれ込む健闘を見せた。負けたら終わりの一発勝負を2年連続で勝ち抜いた勢いを味方に、今季は2009年以来のワールドシリーズ優勝を狙いたい。

(Full-Count編集部)

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