昨季覇者アストロズ先勝 4発12安打7得点と打線爆発 バーランダー2安打好投
インディアンスはCY賞2度のクルーバーが3被弾
■アストロズ 7-2 インディアンス(日本時間6日・ヒューストン)
昨季覇者のアストロズは5日(日本時間6日)、本拠地で行われたインディアンスとの地区シリーズ第1戦を7-2で制し、先勝に成功した。先発のジャスティン・バーランダーが5回2/3を2安打7奪三振2失点と好投すれば、打線は4本塁打を含む12安打7得点と爆発。サイ・ヤング賞2度のエース右腕コーリー・クルーバーを5回途中で降板させた。
圧巻の投球だった。バーランダーは初回に2死からラミレスに四球を与えたが、続くエンカーナシオンを遊ゴロに打ち取る。2回を3者凡退とすると、3回は3者連続三振。5回まで4イニング連続3者凡退で、ノーヒットノーランとした。だが、6回に先頭ゴメスに右前打を許すと、1死後にリンドーアに右前打、ブラントリーに四球で満塁のピンチを招いて降板。2番手プレスリーが暴投と適時打で走者2人を返し、2失点がついた。
打線はクルーバーに3回まで無安打に抑えられていたが、4回に先頭ブレグマンが左翼へシリーズ1号となるソロ弾を運ぶと、さらに2死一、三塁からジョシュ・レディックが右翼へタイムリーを弾き返し、2点目を挙げた。さらに、5回には昨季ワールドシリーズMVPのジョージ・スプリンガーとホセ・アルトゥーベが左翼へソロ弾を連続で運び、2点を追加した。
7回には先頭マルドナードが左翼へアーチをかけると、1死二塁からブレグマンが左翼へタイムリーを運んで2点を追加。8回にはレディックの適時打で1点をダメ押しした。
中継ぎ陣は7回以降を無失点リレーでつなぎ、終わってみればインディアンス打線を3安打と圧倒。投打のかみ合った試合展開で、ワールドシリーズ連覇に向けて上々の滑り出しを見せた。
(Full-Count編集部)