引退試合の鷹・本多、第2打席に四球で出塁 盗塁狙ってスタートも、まさかの…

「1番・二塁」で先発出場しているソフトバンク・本多雄一【画像:(C)PLM】
「1番・二塁」で先発出場しているソフトバンク・本多雄一【画像:(C)PLM】

連続四死球で三塁まで進むと、柳田の一ゴロで生還して通算627得点目

■ソフトバンク – 西武(6日・ヤフオクドーム)

 ソフトバンクの本多雄一内野手が6日、本拠地ヤフオクドームでの西武戦で引退試合に臨んだ。現役最後の舞台は、今季のレギュラーシーズン本拠地最終戦。本多はこれまで慣れ親しんだ「1番・二塁」で先発出場した。試合前のスタメン発表、そして試合開始直前に守備位置に就く時、さらには初回の攻撃で打席に入る際と、スタンドを埋めたファンから大きな歓声と拍手を受けた。

 第1打席は遊ゴロに倒れた本多だったが、第2打席では2ボール1ストライクから2球連続で内角に大きく外れるボールとなって四球。出塁し、盗塁を期待するファンからも大歓声が上がった。続く上林の初球、本多は通算343個目の盗塁を狙って完璧なスタートを切った。ファンからも歓声が上がったが、上林への初球はまさかのデッドボール。盗塁を期待していたファンからは、大きなため息が上がった。

 中村晃の四球で三塁まで進んだ本多は、柳田の一ゴロの間に生還し、4点目のホームを踏んだ。これで通算得点は627得点になった。

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)

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