今季で引退の西武・松井稼、シーズン最終戦で左前安打 日米通算2705安打目

8回1死一塁で代打で登場、寺原から三遊間破る安打

■ソフトバンク – 西武(6日・ヤフオクドーム)

 今季で現役を引退する西武の松井稼頭央外野手が、今季レギュラーシーズン最終戦で安打を放った。6日、敵地ヤフオクドームで行われたソフトバンク戦。8回に代打で登場すると、左前安打を放ち、敵地のファンから大きな歓声と拍手を浴びた。

 今季で引退する松井稼が、レギュラーシーズン最後の試合でNPB通算2090本目の安打を放った。この日は今季で引退するソフトバンク本多の引退試合。8回1死一塁で「代打・松井稼頭央」がアナウンスされると、本多と同じく今季で引退する42歳のレジェンドにも大きな拍手が送られた。

 寺原と対峙した打席。2ストライクと追い込まれてからの3球目。右腕が投じたストレートを弾き返した打球は三遊間を破り、左前へと抜けた。チャンスを広げる左前安打はNPB通算2090安打、日米通算2705安打目となった。西武はこの日が今季最終戦。このまま打席が回ってこなければ、レギュラーシーズン“最後の打席”で安打になる。

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)

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