「契約金に相応しい」5回1失点好投の田中将大、辛口NYファンも大絶賛
ボガーツにソロ浴びるも、5回を投げて3安打1失点
■ヤンキース 6-2 Rソックス(日本時間7日・ボストン)
ヤンキースの田中将大投手が6日(日本時間7日)、敵地で行われた地区シリーズ第2戦レッドソックス戦に先発し、5回1失点と好投した。4回にソロを浴びたものの、5回を3安打4奪三振1四球1失点にまとめ、3-1の6回から救援にバトンタッチ。チームは6-2で勝利し、勝利投手となった右腕には辛辣な地元ファンも「愛さずにいられない」と賞賛している。
大舞台での強さは健在だった。2回までに3点の援護をもらった田中は、コーナーを突く丁寧な投球で3回までレッドソックス打線を2安打無失点に抑えた。4回1死からボガーツに初球の内角速球をスタンドに運ばれてソロ本塁打を被弾したが、最少失点で切り抜けた。
完全敵地のフェンウェイ・パークで宿敵相手に好投を見せた田中に、普段は辛口のヤンキースファンもツイッター上で称賛の声を上げている。
「タナカのことを愛さずにいられないよ!なんてイニングなんだ」
「タナカのことをどれだけ愛しているのか、表現できないよ」
「タナカについて、自分が間違っていた。とんでもないパフォーマンスだ」
「大一番でタナカがやってくれた。またもや」
「タナカは美しいピッチングだった」
「タナカのポストシーズンは契約金の全てにふさわしい。この男に投げさせるとまばゆいばかりの輝きが」
「タナカはファンタスティックだ。彼はいつでもお気に入り。ポストシーズンで輝く」
「タナカに脱帽!」
「タナカの今夜の働きは愛さずにいられない」
「偉大な芸術家。タナカはヤンキースのプレーオフで本当に頼れる存在。特にビッグゲームでだ」
「タナカは大舞台にふさわしいピッチャーだ。それ以外に理解できない。すごい仕事だった」
昨年同様にプレーオフで圧巻の投球を見せた田中。大舞台で力を発揮するその勝負強さにニューヨーカーたちも最敬礼していた。