昨季覇者アストロズが3連勝で地区S突破! スプリンガー2発&コレア待望3ラン
先制許すも7回から計10点を挙げる猛チャージ
■アストロズ 11-3 インディアンス(日本時間9日・クリーブランド)
昨季覇者のアストロズが8日(日本時間9日)、敵地で行われた地区シリーズ第3戦インディアンス戦に11-3で勝利し、3連勝で地区シリーズ突破を決めた。3回に1点を先制されるなど序盤は主導権を握られたが、7回に敵失策をきっかけに一気に畳みかけて逆転に成功。8回にもスプリンガーがこの日2本目となるソロ、コレアの3ランなどで5点、9回にも1点を加え、インディアンスを圧倒した。
ディフェンディング王者の底力を見せた。3回に1死二、三塁からブラントリーの中犠飛で1点先制を許すも、5回にスプリンガーが左翼へソロ弾を運んで同点。その裏にリンドーアの左翼ソロ弾で1点を勝ち越されるが、7回に無死一、三塁からアルトゥーベの遊ゴロで同点に追いつくと、なおも1死一塁で、ブレグマンの投ゴロで併殺を狙ったバウアーが二塁へ悪送球。グリエルが四球で1死満塁の絶好機を迎えると、ゴンザレスが左翼線に二塁打を運び、2点を追加した。
さらに、8回にはスプリンガーがこの日2本目となる右中間ソロ。なおも2死満塁の好機で、インディアンス5番手ハンドが暴投。1点を追加した直後に、今シリーズ無安打だったコレアが待望の初安打となる3ランを右翼へ運び、一気に8点リードに広げた。
投げては、先発カイケルが5回2失点にまとめると、6回からはマキュー、マッカラーズJr.が好投。9回にハリスが1点を失ったが、危なげなく勝利を決めた。
2年連続でリーグ優勝決定シリーズ進出を決めたアストロズは、リーグ2連覇を目指して13日(同14日)からレッドソックスとヤンキースの勝者と戦う。
(Full-Count編集部)