プロ志望届提出者は計233人 高校は吉田、根尾、藤原、大学は投手に逸材ズラリ
ドラフト会議は10月25日に開催
プロ野球志望届の提出は11日、締め切られた。既に提出している選手が12日以降に新たに公示される可能性もあるが、高校生(123人)、大学生(110人)合わせて計233人が公示された。プロ野球選手を夢見るアマチュア選手たちは25日のドラフト会議で指名の対象となる。
ここではプロ志望届を提出した注目の選手たちを振り返っていく。まずは高校生。
投手では夏の甲子園で準優勝を果たし“金農旋風”を巻き起こしたエース・吉田輝星。150キロを超す直球に勝負所ではギアを入れ替える完成された投球スタイルは複数の球団から1指名が予想される。浦和学院の190センチ右腕・渡辺勇太郎、倉敷商の引地秀一郎、春夏連覇を成し遂げた大阪桐蔭・柿木蓮らも注目を集める。
野手にはドラフト1位候補がズラリと名を連ねる。大阪桐蔭の二刀流・根尾昂内野手、走攻守でトップレベルの藤原恭大外野手、U18高校日本代表の1番打者を務めた報徳学園・小園海斗内野手、高校通算68本塁打の早実・野村大樹内野手らが上位で消える可能性が高い。
次は各球団が即戦力候補として見る大学生だ。
投手陣にドラフト上位候補が顔を並べる。東洋大のドラフト1位候補トリオ、上茶谷大河、甲斐野央、梅津晃大、さらに日体大の松本航、東妻勇輔、早大の小島和哉ら注目選手が集まる。
野手では投手に比べると大学日本代表の常連となっている立命大の辰巳涼介外野手、PL学園出身で東洋大の中川圭太内野手、大商大の強肩強打の捕手・太田光、明大の渡辺佳明内野手らに注目だ。
2018年ドラフト会議は10月25日に行われる。金の卵たちは一体、どの球団に指名されるのか。運命の日を心して待ちたい。
(Full-Count編集部)