ヤ軍アンドゥハー、大谷と争う新人王への思い語る 「モチベーションになる」
23歳三塁手はア・リーグ新人記録の47二塁打をマーク
今季ア・リーグ新人王争いで、エンゼルス大谷翔平投手とともに有力候補に挙げられているヤンキースのミゲル・アンドゥハー内野手。今季149試合に出場した23歳三塁手は、打率.297、27本塁打、92打点の成績を残し、さらにア・リーグ新人記録となる47本の二塁打を放つなど、大活躍を見せた。
ヤンキースは同地区ライバルのレッドソックスに地区シリーズで敗れ、惜しくもシーズン終了を迎えたが、地元紙「ザ・レコード」電子版では新人王候補のアンドゥハーを特集する記事を掲載した。
アンドゥハーは新人離れした勝負強い打撃を売りとし、今季は怪我で離脱することもなく、シーズンを通じて三塁を守り抜いた。だが、同時に守備が課題の1つとされ、アスレチックスとのワイルドカードゲームでは6回から守備固めのエチャバリアと交代。負ければ今季終了という崖っぷちで迎えた地区シリーズ第4戦も、三塁でウォーカーを先発起用し、アンドゥハーは出場機会が巡ってこなかった。
長所も短所も持ち合わせる23歳だが、シーズンを通じて戦い続けた事実を評価する声も多く、新人王有力候補の事実は揺るがない。記事では、アンドゥハーが「本当にいい気分だった。可能な限り楽しもうとしたんだ。仲間たちと一緒にプレーをして楽しめたよ」とメジャー1年目のシーズンを振り返っている様子を紹介している
さらに、注目の新人王争いについて話が及ぶと「今季は本当に素晴らしい若手選手が多かった。投票がどうなるか、見守っていきたい。最高の新人に受賞してもらいたいね、引き続きもっと一生懸命取り組んでいくモチベーションになると思うんだ」と話し、最終結果を心待ちにしている様子だったという。
注目の結果発表は11月12日(日本時間13日)に行われる。
(Full-Count編集部)