ド軍カーショー、リーグ優勝決定S初戦で4回途中5失点KO 投手に被弾で呆然
ドジャースはマチャド先制弾も苦しい展開、カーショーは味方のミスに足を引っ張られ…
■ブルワーズ – ドジャース(日本時間13日・ミルウォーキー)
メジャーリーグのナ・リーグ優勝決定シリーズ第1戦が12日(日本時間13日)にミルウォーキーのミラー・パークで行われ、ドジャースのエース左腕クレイトン・カーショー投手がブルワーズ打線に4回途中5失点でKOされた。
ドジャースは2回にマニー・マチャドのソロ弾で先制。すると、ブルワーズは3回に先発ゴンザレスから2番手ウッドラフにスイッチした。ウッドラフはその裏に先頭で打席に入ると、カーショーの直球を捉えてセンターへ同点弾。今季レギュラーシーズンで1本塁打を放っている右腕の豪快弾にミラー・パークは大盛り上がりとなり、カーショーは呆然とした表情で打球を見送った。
その後、ブルワーズはヒット、四球、捕手グランダルの打撃妨害で1死満塁とチャンスを作り、ペレスの犠飛で勝ち越し。なおも2死二、三塁とチャンスが続いたが、ムスタカスは見逃し三振で3アウトとなった。
しかし、4回をウッドラフが3者連続三振に仕留めると、その裏にまたしてもカーショーを攻め立てる。先頭ペーニャは四球、アルシアのレフト前ヒットを左翼テイラーが捕球ミスで無死二、三塁とすると、サンタナがレフトへ2点タイムリー。下位打線で2点を追加した。味方のミスにも足を引っ張られたカーショーは、ここで降板となった。
2番手マドソンは二盗を許した後、ブラウンにタイムリーを浴びてこの回4失点目。カーショーは3回0/3を74球、6安打5失点(自責4)でまさかのKOとなった。前田健太投手が所属するドジャースは地区シリーズでブレーブスを下してリーグ優勝決定シリーズに駒を進めたが、第1戦は苦しい展開となっている。
(Full-Count編集部)