田中将大は「完璧主義」 ヤ軍ブーン監督が賛辞「本当に素晴らしいシーズン」
今季は5年連続2桁勝利となる12勝を挙げた田中
ヤンキースの田中将大投手は今季レギュラーシーズンで27試合に登板し5年連続2桁勝利となる12勝6敗、防御率3.75の活躍。さらにポストシーズンでもレッドソックスとの地区シリーズ第2戦に先発し5回3安打1失点の好投でチームを牽引した。アーロン・ブーン監督は「我々にとっても、もちろん自身にとっても本当に素晴らしいシーズンを送った」と称賛している。米経済紙「フォーブス」が伝えている。
レッドソックスに地区シリーズで敗れ2009年以来となるワールドシリーズの制覇の夢が途絶えたヤンキース。米経済紙「フォーブス」は「今オフにヤンキースは先発投手獲得に積極的になるかもしれない」と見出しを付け、投手陣を分析している。
記事では来季の先発ローテーションが確約されているのが19勝を挙げたエースのルイス・セベリーノと田中将大の2投手だけになると指摘。若手左腕のジョーダン・モンゴメリーはトミー・ジョン手術を受け来季の開幕には間に合わず、プロスペクトのユストゥス・シェフィールドとチャンス・アダムスは来年のスプリングトレーニング次第になると伝えている。
その中でブーン監督は今季の田中について「彼は完璧主義だよ。本当に能力が高く、我々にとっても、もちろん自身にとっても本当に素晴らしいシーズンを送った。我々は重要な場面での彼の力強い登板に頼り続けることができる。ヤンキースの選手として、本当に良いキャリアを継続してくれることを願っている」と称賛している。
さらにシーズン終盤、ポストシーズンの活躍にも触れ「タナカとJA(ハップ)はシーズン最後の1か月半、2か月で恐らくチームで一番良い投手だった」と言及している。来季もセベリーノ、田中のダブルエースがローテの中心となり名門球団を引っ張っていくことになりそうだ。
(Full-Count編集部)