ヤ軍OBリベラ氏、非難集中のブーン監督を擁護 「彼は素晴らしい仕事をした」
ヤンキースは地区シリーズでレッドソックスに1勝3敗で敗れる
ヤンキースは本拠地での地区シリーズで宿敵レッドソックスに1勝3敗で惨敗し今シーズンが終了した。アーロン・ブーン監督の采配には地元メディアから非難が集中しているがOBのマリアノ・リベラ氏は「彼は素晴らしい仕事をした」と擁護している。ニューヨークの地元紙「ニューズデイ」が伝えている。
地区シリーズ第2戦で田中将大の好投もあり1勝1敗のタイに持ち込んだが、第3戦でエース・セベリーノの乱調などで1-16の大敗。第4戦は3-4で惜敗し涙を飲んだ。地元メディアから酷評されたブーン監督だが、ニューヨークの地元紙「ニューズデイ」は「アーロン・ブーンについて語るマリアーノ・リベラ、私が思うに、彼は極めて優れた采配をした」と見出しを付け指揮官を擁護している。
ヤンキース一筋で歴代1位の通算652セーブを挙げたレジェンドOBは惨敗したチームに苦言を呈すことはなかった。記事ではブーン監督を称え「彼は素晴らしい仕事をした、選手の士気を保ち続けていた。彼が素晴らしい采配をした姿が、私の目には映っている。選手たちをうまくまとめていた」と擁護した様子を伝えている。
2009年以来ワールドシリーズ制覇から遠ざかっているヤンキースは再び世界一の座を奪うことができるのか。リベラ氏は躊躇なく言葉を発し「疑う余地もないこと。先発ローテーションを少々強化する必要がある。相手チームを封じ込めるような投手がね。けれどもそれと同時に、彼らには実力を兼ね備えた選手たちが揃っている」と太鼓判を押しているという。
また、記事ではリベラ氏が現段階で監督、コーチなどで球界に復帰する願望はもっていないことを言及している。そして最後には「ヤンキースがFA市場で成功を収め、大きな注目を集めることを願っている」と、OBとして古巣の復活を願っていた。
(Full-Count編集部)