ヤクルト山田、バレンティンは菅野にお手上げ 「日本で一番いいピッチャー」
トリプルスリー、打点王の2人が手も足もです
■巨人 4-0 ヤクルト(14日・神宮)
ヤクルトナインは巨人菅野の快投に放心状態だった。14日、クライマックスシリーズ(CS)ファーストステージ第2戦でCS初のノーヒットノーランを食らい0-4で敗れファイナルS進出はならなかった。
今季、プロ野球史上初となる3度目のトリプルスリーを達成した山田哲人は「強い。いいピッチャーだ。悔しいし、短期決戦の難しさもあった。来年への課題。チームとしては、成長した部分もあった。このままで終わらないように、来年に向けて頑張る」と唇をかんだ。
131打点で初の打点王に輝いたバレンティンは内角を厳しく攻められ遊ゴロ、一飛、空振り三振と快音響かず。快投を演じた右腕を「素晴らしいピッチングだった。コントロールといい、日本で一番いいピッチャー。でも、自分はこのチームを信じている」と称え、巻き返しを誓っていた。
(細野能功 / Yoshinori Hosono)