ヤクルト青木CS出場なくベンチで敗戦見届ける 「悔しい。来年に繋げるように」
7年ぶりに日本球界に復帰しリーグ4位の打率.327をマーク
■巨人 4-0 ヤクルト(14日・神宮)
ヤクルトは青木宣親外野手の不在が重くのしかかった。ベンチ入りこそ果たしたが左太腿裏痛でクライマックスシリーズ(CS)ファーストステージの出場は最後までなかった。
第1戦では2番に山田哲も置くも無安打。後がなくなった第2戦は2番に川端を起用し、3番山田哲、4番バレンティンのラインアップも無安打で巨人・菅野の前にCS史上初のノーヒットノーランを喫した。
今季は7年ぶりに日本球界に復帰し古巣でリーグ4位となる打率.327をマーク。得点圏打率.340のバットはやはり貴重だった。出場なくベンチで敗戦を見届けたベテランは「負けて悔しい。来年に繋げるように、このシーズンをプラスにとらえることが大事。チームとして成長したと思う。自分自身も精一杯やった」と来季に向け気持ちを切り替えていた。
(細野能功 / Yoshinori Hosono)