ブ軍アルシアが2戦連続アーチ、光る勝負強さに指揮官「重要な場面を任せられる」

2ラン本塁打を放ったブルワーズのオーランド・アルシア【写真:Getty Images】
2ラン本塁打を放ったブルワーズのオーランド・アルシア【写真:Getty Images】

プレーオフでは5安打のうち3本がホームラン

■ブルワーズ 4-0 ドジャース(日本時間16日・ロサンゼルス)

 ナ・リーグ優勝決定シリーズ第3戦が15日(日本時間16日)、ロサンゼルスのドジャースタジアムで行われ、ブルワーズがドジャースに4-0で勝利し、対戦成績を2勝1敗とした。この日、7回に勝利を確実なものとする2点アーチをかけたのは、24歳遊撃手のオーランド・アルシアだった。

 日本ハムのオズワルド・アルシアを実兄に持つアルシアは、第2戦の5回に放った先制ソロ弾に続く2試合連続アーチ。地区シリーズ第3戦でもソロ弾を放っており、打率は.250と今ひとつだが、プレーオフでは5安打のうち3本がホームランという勝負強さを見せている。

 クレイグ・カウンセル監督は「彼は重要な場面を任せられる選手だ」と全幅の信頼を寄せる。「プレッシャーのかかる場面や、重要な局面、スポットライトを浴びる場面を任せられる。それがオーランドだ。彼はそういう瞬間を望んでいる。彼がプレーオフの雰囲気の中で成功を収めていることに、驚きはない」と大絶賛。監督の信頼も厚い若武者は、今シリーズのカギを握る存在になるかもしれない。

(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)

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