ド軍マチャド、技ありバント安打もファン怒り継続「卑怯なマニー」「結構です」
勝てばリーグVの第7戦、2回に絶妙バント安打決めるも…
■ブルワーズ – ドジャース(日本時間21日・ミルウォーキー)
対戦成績3勝3敗。勝てばワールドシリーズ進出が決まるナ・リーグ優勝決定シリーズ第7戦で、ドジャースのマニー・マチャド内野手が相変わらずブーイングを浴び続けている。第4戦で一塁ベースを駆け抜ける際に、ブルワーズ一塁手アギラールの右足をキック。MLB機構は罰金を課したが、ファンの怒りは収まらず。この日、2回に絶妙なバント安打を決めてベリンジャーの逆転2ランにつなげたが、意表を突くプレーはファンの怒りに油を注ぐ結果となったようだ。
初回、ブルワーズがMVP候補イエリッチのソロ弾で先制。だが、直後の2回、先頭で打席に立ったマチャドは、三塁手の守備位置が深いと見ると、三塁方向へバント安打と決め、出塁した。通常ならば好判断と称えられてもいいプレーだが、相手守備を欺く一打をファンは“正々堂々”と判断しなかった様子。MLB公式ツイッターが「本塁から一塁まで今シーズン自身最高のタイム(3.96秒)彼をマニー・ハッスルと呼ぼう」と動画を公開すると、怒りの収まらないファンから次々コメントが寄せられた。
「彼がハッスルしたのはこれでキャリア2度目」
「これを削除してくれ」
「卑怯なマニー」
「結構です」
「ホント皮肉」
「MLBよ、ひどいツイートだ」
好打好守で知られるマチャドは人気選手の1人だったが、わずか1プレーで権威は失墜。勢いで飛び出したキックだったかもしれないが、その代償は大きいようだ。