打高投低、アク―ニャ&ソトと若手打者活躍 平野も…新人王を占う【ナ編】
2桁勝利は1人もなし、リリーフでは平野の数値が群を抜く
◯投手(50回以上)
スアレス(ジャイアンツ)
29試7勝13敗0S 160回1/3 130奪三 防4.49
フラハーティ(カージナルス)
28試8勝9敗0S 151回 182奪三 防3.34
ビューラー(ドジャース)
24試8勝5敗0S 137回1/3 151奪三 防2.62
ルケッシ(パドレス)
26試8勝9敗0S 130回 145奪三 防4.08
リチャーズ(マーリンズ)
25試4勝9敗0S 126回1/3 130奪三 防4.42
ロドリゲス(ジャイアンツ)
21試6勝4敗0S 118回1/3 89奪三 防2.81
ラウアー(パドレス)
23試6勝7敗0S 112回 100奪三 防4.34
マーレ(レッズ)
23試7勝9敗0S 112回 110奪三 防4.98
コッチ(Dバックス)
19試5勝5敗0S 86回2/3 50奪三 防4.15
ペラルタ(ブルワーズ)
16試6勝4敗0S 78回1/3 96奪三 防4.25
ヒックス(カージナルス)
73試3勝4敗6S 77回2/3 70奪三 防3.59
スミス(マーリンズ)
16試5勝6敗0S 77回1/3 88奪三 防4.19
キンガム(パイレーツ)
18試5勝7敗0S 76回 69奪三 防5.21
ロドリゲス(パイレーツ)
63試4勝3敗0S 69回1/3 88奪三 防2.47
平野佳寿(Dバックス)
75試4勝3敗3S 66回1/3 59奪三 防2.44
サンタナ(パイレーツ)
69試3勝4敗0S 66回1/3 54奪三 防3.26
モロンタ(ジャイアンツ)
69試5勝2敗1S 65回 79奪三 防2.49
ビドル(ブレーブス)
60試6勝1敗1S 63回2/3 67奪三 防3.11
カール(ブレーブス)
53試4勝1敗1S 63回 43奪三 防2.86
ミンター(ブレーブス)
65試4勝3敗15S 61回1/3 69奪三 防3.23
ウィンクラー(ブレーブス)
69試4勝0敗2S 60回1/3 69奪三 防3.43
アラノ(フィリーズ)
60試1勝2敗3S 59回1/3 60奪三 防御率2.73
ドミンゲス(フィリーズ)
53試2勝5敗16S 58回 74奪三 防2.95
ゲレーロ(マーリンズ)
60試1勝3敗0S 58回 68奪三 防5.43
ウィリアムス(ブルワーズ)
56試1勝3敗0S 53回 57奪三 防4.25
25人もいるが、2桁勝利はなし。規定投球回数に到達した投手もなし。カージナルスの23歳フラハーティ、ドジャースのビューラー、パドレスのルケッシの8勝が最高。
ダイヤモンドバックスの平野は新人王有資格者では最多でリーグでも5位タイの75試合に登板し、リーグ2位タイの32ホールド。救援投手としての実績ではずば抜けている。
ただ救援投手の評価は先発投手に比べると低い。また34歳という年齢も気になるところだ。しかし打高投低が進行する中で、2.44という防御率も見事。一応新人王候補と言ってよいのではないか。
本命はアクーニャJr.、対抗ソト、穴で平野佳寿としておこう。
(広尾晃 / Koh Hiroo)