ロッテ井口監督、改めてチーム内競争求める「レギュラーは毎年死守するもの」
今年は個別メニューに重点、U-23W杯出場の種市には「来年ローテに」
シーズン5位に終わったロッテは22日、埼玉のロッテ浦和球場で秋季練習を開始。井上、中村ら今季大きく成長した若手も元気に参加した。
29日まで秋季練習を続け、31日からは鴨川で秋季キャンプが始まるが、初日を終えたロッテ井口監督は「レギュラーは毎年死守していくもの。(秋季練習に参加していない)大地(鈴木)だって、安田も、大河(平沢)もいる。どうなるかわからないが、外国人もいるし、争っていかないとならない」と改めてチーム内競争を求めた。
昨年は鴨川秋季キャンプの早い段階で紅白戦をスタートさせるなど、チーム全体を意識したが「(監督2年目で)各選手の課題も明確になった。そこを重点的にやりたい。ウエートに関しても、昨年以上に時間を割いていきたい」と個別メニューに重点を行く姿勢を明らかにした。
チーム打率も昨年.233の最下位から.247とリーグ4位に上げたが、「昨年以上に振るスピードを上げていきたい。振る力はまだまだ。(2軍から昇格した新任の)大村打撃コーチとも相談してやっていきたい」と井口監督。コロンビアで行われているU-23W杯に派遣している安田、種市が活躍しているが「頑張っている。(今年0勝4敗、2年目でまだプロ初勝利はない)種市は来年ローテに入ってほしい」と伸びる若手に大きな期待を寄せていた。
(細野能功 / Yoshinori Hosono)