北信越決勝は15回引き分け再試合へ 星稜・奥川は打球直撃も15回183球完投

星稜・奥川が15回183球を投げぬく【写真:編集部】
星稜・奥川が15回183球を投げぬく【写真:編集部】

延長13回に打球が左手に直撃も15回183球を一人で投げ抜いた奥川

 第139回北信越地区高校野球大会の決勝が22日、新潟市の「HARD OFF ECOスタジアム新潟」で行われ、啓新と星稜が延長15回2-2で引き分け、23日10時から再試合が行われることになった。高校野球特別規則では決勝戦はタイブレークを適用せずに15回引き分けとなるが。決勝の再試合では13回からタイブレークが適用されることになっている。

 15回を自責点0(失点は2)の好投をみせた星稜のエース・奥川恭伸(2年)。13回に打球が左手に直撃するアクシデントがあったが最後のイニングとなった15回には145キロを計測する意地を見せた。ただ、打席では両手でバットを振ることができず痛々しい姿を見せながらも183球を一人で投げ抜いた。

 22日には再試合が行われるがエースの登板は厳しい状況で、神宮大会への切符はナインに託すことになりそうだ。

(Full-Count編集部)

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