前田健太、WS制覇に大きな意気込み 「とにかく一生懸命頑張りたい」

「野球ってチームスポーツなので、チームで頂点に立つのは一番の喜びだと思います」

 チームとしても、今年はナ・リーグ西地区が混戦となり、地区優勝を決するワンデープレーオフを戦った。地区シリーズではブレーブスに3勝1敗で勝ち、リーグ優勝決定シリーズではブルワーズと第7戦まで戦った末に4勝3敗で勝利した。勝ち抜くことの難しさを感じつつ「野球ってチームスポーツなので、チームで頂点に立つのは一番の喜びだと思います。プロに入ってから(チームで)一番はないので、正直想像できないですけど、ワールドチャンピオンになったらどうなるんだろうって気持ちはありますね」と、あと4勝すれば立てる頂点への思いは強い。

 初めて投げるフェンウェイパークは、大好きだった松坂大輔の投げるイメージが強く、「まさか自分がこの球場に来れると思っていなかったので、すごく不思議な気持ちです」と感慨深げに話した。

 相手は今季メジャー最多108勝したレッドソックス。「常に強いチームだと思いますし、いいバッターいい選手がたくさんいるイメージ。抜け目のない打線になっていると思う」と警戒を強める。具体的な対策を練るのはこれからだが、「名前の知らない打者はいないんで、ある程度イメージはしつつ最後の確認ができれば」と抜かりはない。

 昨季の悔しさを晴らすため、そして1988年以来30年ぶりの優勝をロサンゼルスにもたらすため、決死の覚悟でチーム一丸となり、4勝をもぎ取りに行く。

(Full-Count編集部)

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