G田中俊、鷹・大竹ら… 下位指名から1軍で存在感を見せた掘り出し物は?

阪神・島田はシーズン終盤でプロ初打点となるサヨナラ打をマーク

〇阪神4位 島田海吏外野手
12試合 打率.200 本塁打1 打点1 出塁率.222 得点圏打率.250

 50メートル5秒7の俊足を誇り、開幕1軍入りしたが、4月8日に2軍落ち。しかし、ウエスタン・リーグではリーグ2位の26盗塁をマークし、シーズン終盤の9月に1軍に再昇格。23日のDeNA戦(甲子園)では、延長10回にプロ初打点となるサヨナラ打を放ち、お立ち台にも上がった。

 来シーズンから、2軍監督だった矢野耀大氏が1軍監督になるだけに、打撃がパワーアップすれば、糸井、福留とフル出場が難しいベテランの多い外野陣の一角に飛び込む可能性も十分。大先輩の赤星憲広のようなスピードスター誕生の期待も高まる。

 その他、4月に2戦連続本塁打を放ったDeNAドラフト7位・宮本秀明、8月に1軍昇格し、スタメン出場、プロ初安打(8月9日・阪神戦)を放った巨人・若林晃弘内野手なども、来季の飛躍が期待される。昨年は阪神5位・糸原健斗、楽天9位・高梨雄平、西武5位・平井克典などの“大当たり”が出たが、今年活躍した2017年ドラフト下位指名選手も、来シーズン以降の成長が楽しみだ。

(Full-Count編集部)

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