小林幹英コーチの助言も糧に―元広島ブレイシア、PO7戦連続無失点で初WSへ

ブレイシアを救ってセールの言葉「試合に勝ったんだからいいじゃないか」

「クリスに2失点をつけてしまったんだけど、試合後に『試合に勝ったんだからいいじゃないか。気にするな。また勝とう』って声を掛けてくれたんだ。そこから球場の雰囲気を楽しみながら、しっかり結果を残せている」

 昨季は広島でプレーしたが、外国人枠の問題などもあり、26試合に投げて2勝1敗1セーブ、防御率3.00で終えた。シーズンの大半を2軍で過ごしたが、小林幹英投手コーチらにアドバイスを受けながら、変化球の状態を安定させるために投げ込んだ。おかげでメジャー復帰を果たした今季の好調につながっていると話す。

 今季開幕をマイナーで迎え、メジャー昇格を果たしたのは7月8日だった。「7月以降はあっという間に時間が過ぎて、クレイジーの一言だ」と驚いた様子を見せる。ブルペンの状態が勝敗のカギを握ると言われるプレーオフで、今や鉄壁レッドソックス救援陣に欠かせない存在となった。悲願の世界一まであと4勝。ブレイシアの右腕にも大きな期待が掛かっている。

(Full-Count編集部)

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