社会人組は即戦力の活躍ができた? 最近5年間で見るパ6球団のドラフト会議
社会人を一定数指名のロッテ、楽天は下位指名も16年森原&高梨が活躍
○ロッテ
【2013年】(3/6)
1位 石川歩 25試合10勝8敗 160回111奪三振72失点 防御率3.43
4位 吉原正平 6試合1勝1敗 9.1回3奪三振10失点 防御率9.64
5位 井上晴哉 36試合95打数20安打2本塁打7打点 打率.211
【2014年】(0/7)
社会人の選手を指名せず
【2015年】(4/7)
2位 関谷亮太 16試合5勝6敗 88回58奪三振58失点 防御率5.52
4位 東條大樹 11試合0勝0敗1H 11.2回6奪三振13失点 防御率10.03
6位 信楽晃史 1軍登板なし
7位 高野圭佑 14試合1勝0敗2H 15.1回7奪三振10失点 防御率5.87
【2016年】(3/7)
2位 酒居知史 19試合5勝1敗1H 74.2回48奪三振28失点 防御率3.13
4位 土肥星也 18試合0勝1敗2H 19.1回14奪三振22失点 防御率9.31
5位 有吉優樹 53試合2勝5敗1S16H 53.1回27奪三振17失点 防御率2.87
【2017年】(5/6)
2位 藤岡裕大 143試合535打数123安打5本塁打42打点 打率.230
3位 山本大貴 1試合0勝1敗 3回1奪三振4失点 防御率6.00
4位 菅野剛士 53試合131打数23安打2本塁打18打点 打率.176
5位 渡邉啓太 6試合0勝1敗 28回12奪三振18失点 防御率4.82
6位 永野将司 4試合0勝0敗 4回3奪三振0失点 防御率0.00
ロッテもオリックスと同じく即戦力の社会人を多く指名する。昨年のドラフトでは高校通算65本塁打の履正社高・安田尚憲を指名したが、2位以下全員が社会人だった。2位で入団した藤岡は、球団の新人では史上3人目となる全試合に出場。
また、2013年ドラフト1位の石川歩は、社会人出身の新人投手では2005年の久保康友以来となる2桁10勝を記録した。ただ、1年目から結果を残した選手は石川、有吉、藤岡の3人くらいで、即戦力の働きを見せている選手は少ない。
○楽天
【2013年】(3/9)
3位 濱矢廣大 1試合1勝0敗 5回0奪三振2失点 防御率3.60
7位 相原和友 17試合0勝0敗 19.1回5奪三振6失点 防御率2.79
8位 相沢晋 1軍登板なし
【2014年】(2/7)
6位 加藤正志 9試合0勝0敗 13.1回3奪三振7失点 防御率4.73
7位 伊東亮大 8試合22打数6安打2本塁打2打点 打率.273
【2015年】(2/7)
5位 石橋良太 6試合0勝0敗 5.1回4奪三振8失点 防御率13.50
6位 足立祐一 73試合185打数42安打1本塁打14打点 打率.227
【2016年】(2/10)
5位 森原康平 42試合2勝4敗13H 39.1回21奪三振22失点 防御率4.81
9位 高梨雄平 46試合1勝0敗14H 43.2回48奪三振13失点 防御率1.03
【2017年】(0/7)
社会人の選手を指名せず
楽天はこの5年間、最も高い順位で指名した社会人出身者は、2015年ドラフト3位の濱矢。その他8人の社会人は、いずれも5位以降の下位指名だった。森原、高梨は中継ぎで1年目から40試合以上に登板したが、相原、相沢、加藤、伊東らはすでにチームを去っており、即戦力となった選手は少ない。
※(社会人指名数/ドラフト指名数)
※独立リーグ出身、育成の選手を含めない
(「パ・リーグ インサイト」編集部)
(記事提供:パ・リーグ インサイト)