前田健太、WSで2回無失点 ツイッターで「Kenta Maeda」が全世界トレンド入り
延長15回から登板し2イニングを5者連続を含む無失点の快投
■ドジャース 3-2 Rソックス(日本時間27日・ロサンゼルス)
ドジャース前田健太投手が26日(日本時間27日)、本拠地ドジャースタジアムで行われた第114回ワールドシリーズ第3戦で、2-2の延長15回に登板。いきなり無死一、二塁のピンチを招きながら、5者連続三振で2回無失点に抑える圧巻のピッチングを見せた。セットアッパー前田の無双ぶりに、ツイッターでも「Kenta Maeda」が全世界のトレンド入りを果たしている。
ワールドシリーズ史上最長イニングとなった15回、日本人右腕に出番がやって来た。先頭ヌネスの内野安打から続くブラッドリーへの四球で、いきなり無死一、二塁の大ピンチを招いたが、そこから前田が無双モードに突入した。
バスケスの送りバントに絶妙な反応を見せ、三塁でヌネスを指すとエンジン全開。続くレオン、ア・リーグMVP最有力候補のベッツを連続三振に仕留めると、雄叫び。16回にはボガーツ、イオバルディ、キンズラーを3連続三振という凄まじいキレを見せつけた。
メジャー最強の豪打で鳴らすレッドソックス打線相手に5者連続三振という離れ業をやってのけた前田。圧巻の投球でチームを盛り上げた日本人右腕に対して、ツイッター上では地元ファンが賞賛の嵐を巻き起こしている。
「ケンタ・マエダはやばすぎるビーストだ」
「ケンタ・マエダはいつだってすごく控えめだから、最後の三振で感情むき出しで最高だった」
「ケンタ・マエダは先発だ。ショートイニングよりも、長いイニングの方が良くなる」
「もう2度とケンタ・マエダの悪口は言いません!!!!」
「ケンタ・マエダは日本のマックス・シャーザーだ」
「アイ・ラブ・ユー、ケンタ・マエダ!」
「この試合はケンタ・マエダの一戦として記憶されるのだろうか?」
「ケンタ・マエダはワールドシリーズで打者を撫で斬りに。想定通りです」
「ケンタ・マエダ、僕が悪かった。最高の仕事です」
「ケンタ・マエダがランディ・ジョンソンだったなんて忘れていたよ」
地元ファンもメジャー新旧エースの名前を持ち出して大絶賛。圧巻の2イニングの直後にはツイッターの全世界トレンドに「Kenta Maeda」の名前が登場。昨年のワールドシリーズでもセットアッパーとして活躍した前田が、2年連続で世界に名前を轟かせた。
(Full-Count編集部)