巨人菅野が2年連続の沢村賞 選考基準7項目を満たしたのは11年の田中以来
圧倒的な成績で2年連続2度目の受賞
日本野球機構(NPB)は29日、「沢村賞」(読売新聞社制定)の選考委員会が同日に東京都内で開かれ、菅野智之投手(巨人)の2年連続2度目の受賞が決まったと発表した。
プロ野球創設期の名投手・故沢村栄治氏を記念し、シーズンで最も優れた先発完投型の本格派投手に贈られる「沢村賞」。菅野は今季、28試合に登板して15勝8敗、防御率2.14の好成績をマークした。10試合で完投し、そのうち8試合が完封勝利。202回を投げて200三振を奪った一方、与四球は37。無四球試合は「4」あった。
沢村賞の選考基準は以下の7つ。菅野は、2011年の田中将大以来7年ぶりにすべての条件を満たした。
◯登板試合数 25試合以上
◯完投試合数 10試合以上
◯勝利数 15勝以上
◯勝率 6割以上
◯投球回数 200イニング以上
◯奪三振 150個以上
◯防御率 2.50以下
(Full-Count編集部)