巨人から自由契約の上原浩治が心境明かす「ちゃんと監督と話し合っての決断」
ブログで綴る「原さんには感謝しかない」、来季へ「膝の治り具合で左右される」
巨人から自由契約となった上原浩治投手が30日、自身のブログを更新。巨人の判断について「妥当」と理解を示し、現役続行への意欲を示している。
上原は今季10年ぶりに巨人に復帰。36試合登板で0勝5敗14ホールド、防御率3.63の成績を残し、シーズン終了後に左膝を手術したことをブログで明かしていた。そして、29日には巨人が上原を自由契約とすることを発表。今後、巨人を含む全球団との交渉が可能となる。
来年4月に44歳となる右腕は「自由契約」のタイトルでブログを更新。まずは「ちゃんと監督と話し合っての決断です。いろいろ適当なことを発言してる方々がいるのが本当に残念です。憶測、妄想で今回のことを言うのは止めていただきたい」と綴った。
さらに「もし、契約してシーズン投げないまま終わったら、球団にとってはマイナスしかない。だから、投げれるかどうかを判断してみたいっていうのは、妥当な意見と思います」と説明。そして、「原さんと確執がある…とか…。何を言ってんだか (・・;) 」として、毎年一緒にゴルフに行っていることなどを明かした上で「入団した時から原さんには感謝しかないんだから…」と、来季から復帰する原辰徳監督への思いも明かしている。
9年間プレーしたメジャーでは、厳しいこともたくさん経験した。「12球団オッケーって言ってるのもジャイアンツが嫌なわけではない。アメリカに居たから、どんな球団でも野球が出来るってことが、どんなに素晴らしいことかを学んだつもりです。もちろん1つの球団で終えることも素晴らしいって思ってますが……。ジャイアンツにいたからこそ、今の自分があるって思ってます!」。ベテラン右腕は巨人への感謝も記した上で「これからどうなるかは本当に分からないです。膝の治り具合で左右されると思ってます。今はリハビリを頑張るしかないです」と現役続行への意欲を示した。
44歳は来季も巨人のユニホームを着て、マウンドに立つことになるのか。大きな注目が集まる。
(Full-Count編集部)