ドジャース編成トップが菊池雄星への興味否定せず「長いこと彼を見続けてきた」
フリードマン編成本部長は「まだ時期尚早」としながらも…
ドジャースのアンドリュー・フリードマン編成本部長が1日(日本時間2日)、今季を総括する記者会見を行い、その中で「時期尚早」としながらも、西武の菊池雄星投手への興味を隠さなかった。
花巻東高時代からメジャーでプレーすることを夢見ていた菊池は、今オフにもポスティングシステムを利用してメジャー移籍する可能性がある。ドジャースは菊池が高校生時代にも獲得に動いた経緯を持つが、フリードマン編成本部長は「まだ時期尚早」と具体的な話はせず。今オフの先発補強について話す中で、改めて「キクチ」の名前が飛び出すと「それは誰のことかな?」とはぐらかし、笑いを誘った。
同時に、菊池について「大いなる敬意を持っている。長いこと彼を見続けてきたし、とても優れた才能を持つ」と高く評価。「彼がメジャーに来ることになれば、間違いなくじっくり話し合いをすることになるだろう」と、獲得への興味を否定しなかった。
菊池は今季14勝4敗、防御率3.08の成績でチームのリーグ優勝に大きく貢献。今月1日からポスティング申請手続き期間がスタートした。菊池がどんな決断を下すのか。メジャー移籍の道を選べば、複数球団が獲得に名乗りを上げることになりそうだ。
(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)