プイグ万歳&悔しむロドリゲス…今季MLBプレーオフの本塁打リアクション10傑
ワールドシリーズ第4戦ではプイグが特大3点弾
レッドソックスが5年ぶり9度目の世界一に輝き、幕を閉じた今季のメジャーリーグ。選ばれし12チームが参戦したプレーオフでは、レギュラーシーズンに負けない様々なドラマが生まれたが、試合に華を添えたプレーの1つがホームランだろう。決勝弾、逆転弾、同点弾、特大弾などシチュエーションは違えど、大舞台での一発は格別な喜びをもたらず。そこでMLB公式サイトの人気動画コーナー「Cut4」では、素晴らしい本塁打リアクション10傑を選出。第1位に輝いたのは、まるで漫画の一コマを見ているような、あの場面だった。
10月27日(日本時間28日)に行われたワールドシリーズ第4戦。ドジャースは左腕ヒル、レッドソックスは左腕ロドリゲスが5回まで0-0の投手戦を繰り広げていた。そして6回裏、ロドリゲスの綻びを見逃さなかったドジャース打線は、まず1死満塁から敵失策で1点を先制。なおも1死一、三塁で打席になったのはプイグ。3ボール1ストライクからの5球目ツーシームを強振すると、打球は左中間席への特大アーチとなった。
打った瞬間にホームランとわかる一撃に、プイグはその場でバットを投げ捨ると、両手を高々と挙げて万歳ポーズで一塁へ歩を進めた。その一方で、マウンド上のロドリゲスは打球を見送ると、右手にはめていたグラブを取り、悔しさのあまりマウンドへ力一杯投げつける。この絵に描いたような喜びと悔しさのコントラストが、堂々のリアクション1位に輝いた。
その他、2位にはア・リーグ地区シリーズ第2戦でリンドーア(インディアンス)に被弾したアストロズのコールが見せた「純粋な悲しみの顔」、6位にはドジャース遊撃手マチャドのホームランをキャッチした誕生日を迎えたばかりの男の子の歓喜などがランクイン。10位にはレッドソックスOBで解説を務める“ビッグパピ”ことデビッド・オルティス氏が子供のようにはしゃぐ姿も入っている。