ハーパーはカージナルス、サバシアがエンゼルス? MLB公式が「大胆予想」
史上最高額の契約が予想されるハーパー、最有力は世界一11度の名門か
歴史的な停滞を見せた昨年とは違い、大物揃いで激しい動きが予想される今オフのフリーエージェント(FA)市場。最大の注目を浴びているのは、ともに26歳のブライス・ハーパー外野手(ナショナルズからFA)、マニー・マチャド内野手(ドジャースからFA)だ。メジャー史上最高額の契約を掴む可能性は高いと見られているが、果たして2人の新天地はどこになるのか。それとも、“残留”という選択肢もあるのか。MLB公式サイトが特集記事で予想している。
特集のタイトルは「2018-19年最大のFAを大胆予測」。注目選手の移籍先などを占っているが、はじめに登場するのはハーパーだ。記事ではズバリ「ブライス・ハーパーはカージナルスと契約」と予想。獲得が可能なのは資金力豊かな球団だけと見られているが、その中の1つである名門カージナルスの名前が挙がった。
「フィリーズが最も無難だろう。ナショナルズに戻る可能性もある。ドジャースとヤンキースには資金があるし、よりエキサイティングな球団だ」
このように、ナショナルズ残留やハーパーがファンと公言するヤンキース移籍などの選択肢にも言及。だが、最有力候補はメジャー2位の11度のワールドシリーズ制覇を誇るナ・リーグ中地区の名門だという。
「カージナルスは最高値での取引を実現できる球団である。また、3年連続でプレーオフを逃しており、長きにわたり打線の中核を求めてきた。彼らはハーパーをその解決策とするだろう。我々は彼がカージナルスの豊かな歴史や忠実なファンを好むであろうことを理解している」
カージナルスは伝統球団であり、野球熱の高いセントルイスでのプレーをハーパーも望むと指摘。ナショナルズと同じ赤をチームカラーとする球団でプレーすることになるとの予想だ。