ハーパーはカージナルス、サバシアがエンゼルス? MLB公式が「大胆予想」

ベテラン左腕のサバシアは大谷とチームメートに?

 そして、2番目に登場するのがマチャド。こちらは「マニー・マチャドはヤンキースと契約」としている。ドジャースの一員として出場した今季のプレーオフでは素行の悪さが話題となり、ヤンキースの“熱”も冷めたと見られている。記事でも「マチャドの興味深いポストシーズンを送った。FA市場における彼の機会そしてお金が犠牲となることだろう」としているが、続けて「しかし、彼は25歳のシーズンで(キャリア通算の)WARが30を超えるほどの選手だ。彼は契約を手にするだろう」と予想。結局、本命のヤンキースに落ち着くという。

「ディディ・グレゴリアスの故障に加え、ヤンキースは三遊間を改善する必要がある。しかしながら、パドレスやホームタウンのマーリンズとの契約はより面白いはずだ」

 正遊撃手のグレゴリアスがトミー・ジョン手術を受け、来季開幕に間に合わないという状況の中、ヤンキースのマチャド獲得は理にかなっている。一方で、パドレスやマーリンズも候補に挙げているが、果たしてどうなるか。

 そして、特集で9番目に登場しているのが「CC・サバシアはエンゼルスと契約」という予想だ。ヤンキースからFAとなった実績十分のベテラン左腕は現役続行を望んでおり、再契約での残留の可能性も残されているが、そうはならないとしている。

「ヤンキースはより優れたローテーションを必要としており、両者は遂に決別するだろう。サバシアは登板を望んでいる。また。彼は多くのイニングを投げることができる投手となり、手ごろな価格でエンゼルスの安定に一役買うだろう」

 世界一に向けてローテーションのグレードアップを目指すヤンキース、先発投手の補強が必須となっているエンゼルスの事情を考えれば、確かに納得いく結論だ。来季、打者に専念する大谷翔平投手とサバシアがチームメートにあることはあるのだろうか。

 今オフ、メジャーリーグのストーブリーグはやはり例年以上に面白くなりそうだ。

(Full-Count編集部)

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