ドジャースGMが異例の宿敵球団に移籍? ジャイアンツが編成本部長就任要請へ
現地7日には決断し、返答の予定と現地報道
ドジャースのファーハン・ザイディGMが、同地区ライバルのジャイアンツから編成本部長職の就任をオファーされていることが分かった。MLB公式「MLBネットワーク」のジョン・モロシ記者ほか、複数の現地メディアが報じている。
異例の移籍が実現するかもしれない。ドジャースとジャイアンツと言えば、ナ・リーグ西地区で争う宿敵同士。単に同地区ライバルというだけではなく、同じカリフォルニア州に拠点を置く伝統球団で、ファン同士は日頃からいがみ合う天敵。かつてはファン同士のいがみ合いから死者が出る悲劇も起きたほどだ。その天敵ジャイアンツから編成本部長への就任オファーを受けたのが、現在ドジャースでGMを務めるザイディ氏だ。
ザイディGMの前職はアスレチックスのGM補佐で、さらにカリフォルニア大学バークリー校に通っていたため、サンフランシスコやオークランド一帯のベイエリアにはなじみが深い。2014年オフに現職に就任後、ドジャースは4年連続地区優勝を果たし、2年連続ワールドシリーズ進出を遂げるなど、大きな成功を収めてきた。この手腕が評価され、今オフにチーム立て直しを図るジャイアンツが白羽の矢を立てた。
モロシ記者のツイッターによれば、ザイディ氏は24時間以内に決断し、返答するとのこと。現地7日には、その去就が明らかになりそうだ。
(Full-Count編集部)